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天然の香り

バスクリンマルシェ

今お気に入りの入浴剤です。

これはシダーウッドの香り。
他に、レモングラスやオレンジもあります。

湯がカラフルに染まる入浴剤は
なんとも言えない人工的な香料臭がするので
苦手でしたが、これは従来品とは別格。

合成の香料や着色料を一切使わず、
しかも「オーガニック認証」取得のホホバ油
を配合しています。

とにかく香りがわざとらしくなくて、
温まりながら心底ホッとできます。

子どもたちが小さい頃、品質にこだわって
ドイツのクナイプ療法の処方に沿った輸入の
入浴剤を使っていた時期もあるけれど、
高価で続きませんでした。

これは日本製(おなじみのバスクリン)だし、
高いとはいえクナイプほどではないので、
なんとかリピートできそうです。
置いている店がまだ少なめなのが、
ちょっとネックですが。

ちなみに中身は石油系原料不使用だけど
包装はプラ。濡れるものだから致し方なし。
詰め替え用的な袋のまま使うタイプです。
あと中に入っているスプーンもプラ製です。

スプーンの原料が再生プラだったり、
固い容器よりは環境負荷の少ない簡易袋だったり、
プラスチックながら、随所に配慮は感じます。

いま生分解性プラスチックのことを仕事で
調べていますが、あれも分類をきちんとしないと
エコとは限りません。誰もがすぐ捨てに行ける
コンポストを自宅の庭や地域の空き地に備えて
いるような社会にしないと、ちゃんと自然に
帰せる効果的な手段にはなりにくい印象です。

この入浴剤は排水のためにも良いと思うし、
とても気持ちいい商品ですけれど、
やはり、お風呂に浸かりながら考えたのは
巷にあふれるプラ包装や海ごみのこと。

金属はさびるし、ガラスは割れる木は腐る。
椅子も手桶も、水に強くて軽くて壊れにくい
プラスチックに置き換わり、私のこの44年の
人生は風呂場に限らず、プラまみれでした。

でも、そろそろ別の何かに移すべき時期
だと思います。

かつて子どもの身近にあふれていたソフビも、
ポリ塩化ビニル(添加物が有害らしい)だからか、
消えていきました。安全なものに囲まれて、
次世代に負荷を残さずに暮らしたい気持ちは
皆同じ。親であればなおさら。

私たち夫婦の仲人でもある神谷さんの
空想雑貨(浅草のアンティークおもちゃ屋)
が閉店することになって、夫が保有している
ソフビの怪獣たちの行き場がなくなりました。

手放す時には、ごみにならない方法を
なんとか見つけなくてはなりません。
ネットが不得手な夫に代わって、
以前にも少し手伝ったオークション出品など、
また時間を見つけて作業しなければなー
と思っています。

※サステナブル・ブランドジャパンのニュースで
堀さんがバスクリンマルシェを紹介しています