映画・本

映画・本 · 08/15/2023
終戦(敗戦)を振り返る日の午後、平和の大切さを痛感しつつナマコの新刊本を読み終えた。空を羽ばたく白いハトも良いけれど、私にとっては、海底をはうナマコこそ平和のシンボルだ。 北海道の大きな書店(釧路発祥の書店チェーン「コーチャンフォー:Coach &...
映画・本 · 03/07/2023
中央大学で、映画『ワース 命の値段』公開記念シンポジウムを取材した。 その数日後に、今度は 上智大学で、映画『NEWTOK』を見て、オープンフォーラムを聴いてきた。 いずれも補償に関係する映画だった。 それにまつわる分断も描かれていた。 前者は9.11という未曾有のテロの被害者、 後者は地球温暖化(による凍土融解)の被害者...
ウニ!ウニ!ウニ!の絵本
映画・本 · 11/12/2022
絵本『うに』を熟読しました。 かつて、こんなに詳しく分かりやすく ウニという生き物の一つについて 教えてくれる本があったでしょうか。 ないと思います。画期的な1冊です。 ウニといえばとげとげですが、 生きたウニを手に持って驚くのが ぴとぴと吸い付いてくる不思議な管足です。 この絵本では、その管足がどうやって 動いているのか、水系がどのように...

映画・本 · 08/06/2022
ドキュメンタリー映画「掘る女 縄文人の落とし物 」が 本日(2022年8月6日 土曜日)公開されます。 イキイキと土を掘る女性たちが素敵で、 見ていて思わずニコニコしてしまう作品。 私は叔父が考古学者なので、 掘る人生を何となく身近に感じてきたけれど、 発掘現場に実際にお邪魔したことはありません。 遺跡の研究者や作業員の素顔に迫る...
映画・本 · 12/10/2021
タコの本を読んだ。 『タコは海のスーパーインテリジェンス』 https://amzn.to/3DKth8X 周囲に「イカの人」とみなされていたという研究者が、イカと同じ頭足類に属するタコについて書いた本。要所でしっかりイカとの違いにも言及しつつ、タコの知能や心理に迫っていく。タコ好きな国民ほどタコ研究に熱心という、フィールドの地理的・文化的背景も興味深かった。...
絵本『わかめ』
映画・本 · 01/03/2021
海洋生物絵本界(!)の永遠の傑作『われから』に続いて、再び「わ」で始まる平仮名タイトルの傑作が登場しました。 現役科学者の青木優和先生(東北大学)と 科学者&絵本画家の畑中富美子さんという 最強コンビの再来です。 知る人ぞ知るワレカラが主役だった前回とは打って変わり、超おなじみの海藻がまんまタイトルの絵本『わかめ』。...

映画・本 · 03/29/2020
世界が新型コロナにおののいています。 あんな小さなウイルスに右往左往する私たちは やはり生身のか弱い存在です。 AIやら何やらを発達させて利便性を追求しても 顕微鏡サイズの生物かどうかもはっきりしない ウイルスによって個体数を減らされてしまう。 ヒトの天敵はいないと思われているけれど、 オオカミとかクマとか、そういう分かりやすい...
映画・本 · 02/20/2020
ナマコの不思議がわかる本!

映画・本 · 11/02/2019
greenzの編集者さんにお声がけいただいたのを機に、 昨年から東京国際映画祭に通っている。 あいにく昨年、私が気に入った作品は日本での上映がなく、 告知につながるような媒体での記事化ができなかった。 そして今年は、コンペティション部門の映画を2本だけ プレス枠で見に行ったものの、やはり記事化は無理そうだ。...
映画・本 · 07/05/2019
クラウドファンディングから参加して注目している ドキュメンタリー映画「おクジラさま」が再熱している。 映画館でも再上映される。 日本が今月、商業捕鯨を再開したからだ。 昨日も見てきた(3回目)。2月21日にIWC前議長の 森下丈二氏と佐々木監督のトークショー付き上映会が あって、その時のことは記事に書いた。ブログでも触れた。...

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