07/20/2024
思えば恩師に恵まれてきた。何人も大切な方々のお顔が浮かぶけれど、その最初は、東京調布市にあったシオン幼稚園で担任をされた増田先生だった。
秋の終わりごろ(2023年10月31日)夜道を歩いていたら、しましましっぽのアライグマと遭遇した。場所は与野駅西口からすぐの線路脇。あっという間にフェンスをくぐって線路側の見えないほうに逃げてしまって写真を撮りそびれた。こんな人通りの多い所にいるんだ!とびっくり。...
終戦(敗戦)を振り返る日の午後、平和の大切さを痛感しつつナマコの新刊本を読み終えた。空を羽ばたく白いハトも良いけれど、私にとっては、海底をはうナマコこそ平和のシンボルだ。 北海道の大きな書店(釧路発祥の書店チェーン「コーチャンフォー:Coach &...
中央大学で、映画『ワース 命の値段』公開記念シンポジウムを取材した。 その数日後に、今度は 上智大学で、映画『NEWTOK』を見て、オープンフォーラムを聴いてきた。 いずれも補償に関係する映画だった。 それにまつわる分断も描かれていた。 前者は9.11という未曾有のテロの被害者、 後者は地球温暖化(による凍土融解)の被害者...
絵本『うに』を熟読しました。 かつて、こんなに詳しく分かりやすく ウニという生き物の一つについて 教えてくれる本があったでしょうか。 ないと思います。画期的な1冊です。 ウニといえばとげとげですが、 生きたウニを手に持って驚くのが ぴとぴと吸い付いてくる不思議な管足です。 この絵本では、その管足がどうやって 動いているのか、水系がどのように...
ドキュメンタリー映画「掘る女 縄文人の落とし物 」が 本日(2022年8月6日 土曜日)公開されます。 イキイキと土を掘る女性たちが素敵で、 見ていて思わずニコニコしてしまう作品。 私は叔父が考古学者なので、 掘る人生を何となく身近に感じてきたけれど、 発掘現場に実際にお邪魔したことはありません。 遺跡の研究者や作業員の素顔に迫る...
タコの本を読んだ。 『タコは海のスーパーインテリジェンス』 https://amzn.to/3DKth8X 周囲に「イカの人」とみなされていたという研究者が、イカと同じ頭足類に属するタコについて書いた本。要所でしっかりイカとの違いにも言及しつつ、タコの知能や心理に迫っていく。タコ好きな国民ほどタコ研究に熱心という、フィールドの地理的・文化的背景も興味深かった。...
昨日の海洋フォーラムで、山形俊男先生(東京大学名誉教授/笹川平和財団海洋政策研究所特別研究員)が、「海の気候変動とノーベル物理学賞~COP26に向けて」というテーマでお話されました。 真鍋博士をよく知る山形先生が、ノーベル賞受賞を祝して興味深い思い出話をたくさんお話くださったのですが(こちらにアーカイブあり)余談的におっしゃった...
ようやく我が家のエリアがLoop(ループ)の対象範囲に入ったので、喜び勇んで注文してみました!...
海洋生物絵本界(!)の永遠の傑作『われから』に続いて、再び「わ」で始まる平仮名タイトルの傑作が登場しました。 現役科学者の青木優和先生(東北大学)と 科学者&絵本画家の畑中富美子さんという 最強コンビの再来です。 知る人ぞ知るワレカラが主役だった前回とは打って変わり、超おなじみの海藻がまんまタイトルの絵本『わかめ』。...